Sahara Welfare Nepal
Sahara Welfare Nepal
 

ネパールについて

1. ネパールの簡単な紹介

ネパールはアジアの二つの大国にはさまれた内陸の小さな美しい国です。北は中国に
東、西、南はインドに接しています。面積は14万7,181平方キロメートルあります。生態学的には ネパールは3つの地域に分けられ、それぞれが東端から西端にまたがっています。
最初は山岳地帯(全面積の17%、16県で全人口の7.3%が居住)です。次は丘陵地域(全面積の68%、39県で全人口の44.3%が居住)です。最後はタライ平原地域(全面積の15%、20県で全人口の48.4%が居住)です。

管理上の理由で国は5つの「開発地域」、14の地方、75の県に分けられています。
東部開発地域には16県、中央開発地域には19県、近西部開発地域には16県、
中西部開発地域には15県、極西部開発地域には9県あります。各県はさらに多数の
「村落開発委員会(VDC)(日本の町村に相当)」および「マニシパリティ(日本の市に相当)」
に分かれます。全国で3,915村および58市があります。

2006年の国勢調査によると、ネパールの人口は男性1,296万3,722人、女性1,292万
3,014人、合計2,588万6,736人あります。人口増加率は2.25%で、これが大きな問題となっています。

Nepal

2. 教育事情

ネパールは世界の中でももっとも開発の遅れている国の一つです。全人口の85.5%が村落地域に住んでいます。一人当たりの推定GDPは280ドルです。全人口のほぼ40%の人が貧困状態にいます。識字率が54.1%しかないことも、政府や非政府組織が「Education for All」プロジェクトを施行させなければならない理由となっています。女性の識字率について言えば45%を下回っています。それで、女子教育に、より多くの強調をおくべき理由がここにも見出されます。村落地域の子どもたちは中学校まで勉強する機会がありません。また、途中で学校をやめる子どもたちの率も村落地域では高くなっています。

ネパール暦2062年(西暦2005年)の教育省の速報によると、全学校の生徒数合計は646万3,670人です。このうち初等教育(1~5年生)の児童数は450万1,697人、中高等教育の生徒数は196万1,973人です。これは上の学年に行くほど中途退学する生徒が増えていることを示しています。地域の学校には訓練を受けた教師が不足しています。教育省によると、初等教育の70%、中等教育の50%、高校教育の45%の先生は必要な訓練を受けていません。同様にほとんどの学校には基本的なインフラ(十分な教室、図書室、科学コンピュータ実験室、トイレ、飲料設備、校庭、体育設備など)が整っていません。


children子供たちは本来、国籍、性別に関係なく、学童期に適切な教育を受けさえすれば、それなりに自立した生活を送れるようになるものです。

 しかし、そのための最低限の教育さえ受けることのできない児童が、ネパールにはたくさんいます。

当ホームページ、日本語版監修:辰己大輔(在日本、神戸)